シャッタースピードとは?カメラを使いこなして写真に生かそう!
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カメラで写真撮影をする際、シャッタースピードを気にしたことはありますか?子どもや一緒に暮らしているペットの写真がどうしてもブレてしまう・・・そんな写真とおさらばしましょう!動いている被写体を撮る時に気にするべきシャッタースピードについて基本をお教えします!
シャッタースピードとは
シャッタースピードはシャッターが開いている時間の事を言います。シャッターが開いていればそこから光が入ります。
目に見える部分ではないですが、使っているときに“カシャッ”とシャッターを切る時間がやけに長いなと感じたことはありませんか?そして撮れた写真を見ると真っ白だったり激しく手振れしていたり・・・。
そんな写真から卒業するためにもシャッタースピードについて詳しく見ていきましょう!
光を調節
シャッタースピードの役割である“光を取り込む時間の調節”。これは明るさに関わってきます。
光の入る時間が長いと明るく、時間が短いと暗くなります。光が入っている時間だけカメラ内部のセンサーに光が当たっているということになります。
よく比喩として使われるのは蛇口とコップです。蛇口から水が出ている時間が長ければ長いほどコップは満タンになりますよね。水がたまっていればたまっているほど撮れる写真は明るくなります。
ブレの調節
センサーに光が当たっている時間、被写体の映像は写し取られています。
シャッタースピードが短いと、センサーには一瞬が写し取られたことになります。
つまり動きのある被写体でもあまりブレのない写真を撮ることができるのです。シャッタースピードが長いとセンサーに当たっている時間の分だけ被写体の動きを写し取っていることになるので、ブレのある写真になります。
数値
それでは、数値について見ていきましょう。数値は〇〇秒と表されます。
1秒、1/2秒・・・1/2000秒といったようになります。この数字の秒数だけシャッターが開き、光が入ります。
シャッタースピードはレンズごとに決まっている、ということはありません。お手持ちのカメラで自由にシャッタースピードを変えることができます。数値を変えるときは、「1段速くする」「1段遅くする」と言われ、この段階が細かく変えられるカメラもあります。
シャッタースピードの違いによる変化
ここまででシャッタースピードについて少しは理解してもらえたでしょうか?
ここからは説明だけでなく実際にシャッタースピードを変えたらどうなるのか、見ていきましょう。
すぐにカメラ出せるよ~!なんて人は一緒にやってみてくださいね。まずモードをS優先モードにしましょう。S優先モードとはシャッタースピードを優先して撮影するモードです。シャッタースピードの設定はこちらが好きにできます。
こちらが好きに決めたスピードにあったF値やISO感度を自動で合わせてくれます。(F値やISOって?と思ってもとりあえず気にせずやってみましょう)
まずはこのS優先モードでスピードを変えていろいろ撮ってみてください。
写真の明るさはカメラが決めた明るさになっているはずです。では写っている写真はどうでしょうか?動いているものを撮る時にスピードを遅くしていたらブレていた、ということがよくあります。逆に、動きがある写真が欲しかったのにスピードを速くしていたために全く動いているように見えない写真になってしまった・・・など。
動いているものを撮る時は
設定方法
それでは細かい設定方法もお教えします。
シャッタースピードを優先した設定方法は、先にシャッタースピードを決めそこにほかの数値を合わせていきます。適宜シャッタースピードも変える必要に迫られることがありますが基本、最初に決めたシャッタースピードでいきましょう。
シャッタースピードを決めたらF値やISOを合わせて変えていきます。もしスピードを速くしていたら、写真は暗くなりますよね。
そういう時はF値を下げたりISO感度を上げます。逆に、スピードが遅い場合は写真が明るくなります。明るい時はF値を上げたりISO感度を下げます。
数回写真を撮ってみて、細かく微調整しましょう。シャッタースピードを重視するときはだいたい一瞬を切り取りたい時や動きのある写真が欲しい時なので、素早い設定が撮影成功のカギです。
とはいっても最初はそんなすぐには設定が決まりませんよね。ゆっくり焦らずに慣れていきましょう。
まとめ
今はまだF値?ISO感度?などと思うかもしれません。自分好みの写真を撮るにはまず基本の露出から。露出はシャッタースピードを含むF値とISO感度が重要です。実際に写真を撮っていくと身についてきますし、理解しやすくなります。ぜひたくさん撮ってみてくださいね!